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職人のこだわりと技術が詰まった、体にやさしい酢 【三国酢造】

昭和3(1928)年に創業し、100年近くにわたって変わらぬ味を届ける酢造会社。広島県西端にある大竹市に構え、廃藩置県前の安芸の国(広島)、周防の国(山口)、石見の国(島根)の三つの国の境になることから、“三国一の酢”になるようにと社名がつけられました。さらに、創業当初から現在まで、瓶のラベルに富士山が印刷されているのは「日本一の酢」になるようにと願いを込めたものだそう。創業者が自身の体調を崩したことから、「体に良いとされている酢を多くの人に届けたい」と熱い思いで挑み、手間暇惜しまず歳月をかけて完成した酢。その思いを受け継ぎ、現在は代表取締役の国木昭宏さんと工場長で弟の信孝さんがその味を守り続けています。

「代々酸っぱいのが苦手」やわらかく、まろやかな味わいがこだわり/国木昭宏代表取締役

「うちはみんな酸っぱいのが苦手で。とにかく、やわらかく食べやすい酢を心がけています」と国木昭宏さん。実際に10数年前にはわずかだった宅配顧客数も口コミで増えていき、現在は地元だけでなく全国に商品を届けています。

「酢の物を食べない夫が食べてくれた」など関東のお客さんからの声も寄せられ、やりがいを感じる日々。

国木さんは「地元を越えてさまざまな土地で愛される味づくりを目指し、変わらぬ味を継承していく大切さを実感しています。これからも心を込めて皆さまの食卓へ届けていきたい」と胸を張ります。

 

三国酢で一番人気の寿司酢

●自慢の寿司酢や南蛮酢をはじめ、お土産にも喜ばれる贅沢ぽん酢「瀬戸のしずく」など多彩な商品が魅力。
 三国酢で一番人気の寿司酢。当時、家族や従業員を集めて毎日酢飯をつくり、半年近く味見を繰り返して完成したのだとか。原酢にこだわり、独自の調合で造り続けている米酢は「臭みがなく、まろやか」と評判。酢飯はこの1本で味が決まり、ドレッシングやタレなどの調味酢としても重宝します。同社では人工甘味料は一切使用せず、価格変動の大きい天然甘味料の上白糖にこだわり続けるのも“自然な味わい”を追求するため。3種類の原酢を使い分けて酢造りに励み、厳選された国産米100%を使用した米酢や、幅広く活用できる南蛮酢、穀物酢、ラッキョウ酢と、料理の用途によって選べるのも酢造会社ならではの魅力です。近年では瀬戸内の素材にこだわった贅沢ぽん酢「瀬戸のしずく」を発売。瀬戸田レモンとかぼすにたっぷり加えた3種のだしが絶妙で、家庭用やお土産にも喜ばれています。2013年に「世界にも通用する究極のお土産」にノミネートされました。健康にも良いと言われている「酢」をさまざまなカタチでお楽しみください。

プロの味をご家庭でも手軽に、瀬戸内のいりこを使って共同開発

いりこ酢/三国酢造×オイシーフーズ×みかわ
里の味みかわでは、惣菜の調味料に三国酢の商品を使用。岩国れんこんで作る「三杯酢」や、定番の「紅白なます」 などの和え物を作る際に、昔ながらの製法で煎ったいりこを南蛮酢につけ、香ばしいいりこ脂の風味を出しています。

そこで、煎ったいりこを瓶詰めにした南蛮酢の商品化を提案。煮干しの中でも最高級といわれる「片口いわし」だけを使用し、味も香りも格別な「浮島いりこ」(オイシーフーズ)と南蛮酢(三国酢)がコラボし、試作を重ねました。

料理のちょっとした一手間を省いて、より手軽に楽しめる「いりこ酢」。ぜひお試しください。